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破綻しない継続企業って?

利益の中身・利益の質を良くする
国土交通省によると2008年1月の日本の地価は上昇傾向にあったが、半年後の7月時点では大きく値下がりし、首都圏では約30%も下がったとの発表が8月にありました。
1980年後半のバブル崩壊の経験から、“それもあり”と理解できた人も多く居られるのではないでしょうか。
しかし、不動産業界はその道のプロであるから、先刻織り込み済みで損するはずはないということはなく、それどころか金融機関までもが、最近まで建築関連融資に一生懸命でした。

「一過性の金儲け」から「未来づくり」の理念経営へ
いかなる業界・業種にかかわらず経営者にとって【バブルの影響による悲劇】を自社経営とは無縁の健全経営とするには【人づくり、未来づくり】が大切と金言にありますが、言うのは簡単です。
しかし、ある一方で、今日の厳しい経営環境化では今の利益が優先されるため、なかなか未来思考が難題となります。
金儲け(利益)が一過性か、そして“未来づくりとなる投資”なのか判断に迷いが生じた時、次の視点で考えて見てください。

@ 時代の風潮に乗らないこと
A 粗利益率が高い事業は、短命である

継続企業には、筋肉質な社員
上記二つの視点からのチェックは効果的です。
時流の事業や高粗利益事業は、社員や経営者自身さえも甘く育ててしまい、数年後の逆境には対応できなくなります。
しかし、反対に低い粗利益率であっても営業利益が確保できる企業体質作りは、筋肉質な社員が育ち企業の継続性を高めることになります。

2008 年9 月16 日(火)